ケータイ漫画

毎月この時期になってくると
お仕事の締め切りを意識するため色々と急ぎ足になってきます。

・・・しかしながらこんなことは日記が滞っていることの言い訳にもなりませんね。はい。
今回は日記に投下する落書きを描く気力がなかったのでなにか文章で埋めたいと思います!

では、ケータイコミックについての呟きでも。

モバイルのコミック配信。
実を言うと恥ずかしながら今のお仕事を受けるようになってから初めて拝見いたしました。

うちの携帯がショボいというのもありますが、それ以上に
携帯の漫画というのは画面に1コマずつ表示して読む形式になります。

ところが個人的には
見開き2P分併せたコマ構成を上から眺めたものを見れないなんて
『漫画』として勿体無い・・・という認識があったため
どうしても抵抗がありました。

で実際見てみたところ、
これはいい意味で裏切られました・・・!

コマの区切り方、スクロール方向など
しっかり本来の漫画のコマやふきだしによる『視線誘導』を
意識して作られてるんですね。
つまり読み手の目の動きに沿って画面(コマ内画像)を動かしてくれてるんです。

おなじ見せゴマでも下から見たくなるアングルなら
あえて下からスクロール。
これには感動しました。
ページの全体図は見れませんが、
うまく視線を流してくれる加工のおかげでストレスなく
一味違う『漫画』を読めたなぁというカンジ。

こういうのはやはり『漫画の読み方』を熟知している人だからこそ
出来る加工なのでしょうね。

・・・で、ここで自分の漫画を改めて携帯で見てみると
ここはうまく流せたー、とかここやっちまったー!ってのがよくわかる。

そんなわけで、携帯コミック独特の見せ方は
面白いだけでなく、ミスもわかりやすいので
書き手としては気をつけねばなーと思い知らされました。